やってもないのに…

Reggae×教育

 昨日はこのイベントに行ってきました。

 彼との出会いはもうずいぶん前になりますが、2014年の初め頃でした。以前にも詳しく記事にしているので良ければお読みください。

Reggae×教育【Singer RAY編】vol.1
Reggae×教育というテーマで小学校で行った授業の話をまとめています。学校に本物のアーティストがやってくる。これまでなかなか実現しなかった授業の記録をここに残しています。

 今思えばずいぶん不思議な話ではあるのですが、彼が今ほど有名では無かった頃、僕たちは授業という形で出会うことができました。本当に助けられたし、彼との出会いがあったからこそ僕は「教育でもっとたくさんの子どもや家族のワクワクした気持ちを作っていけないか?」と色々と考えるようになっていきました。前例があるかだとか、周りにどう思われるかだとか、僕にもずいぶん迷いがあった時期はありましたが、そういう気持ちを一旦横に置いておいて挑戦できるようになったのは間違いなく彼との出会いがあったからです。

 昨日はワンマンライブだったということもあり彼の想いもたくさん言葉としても聞けました。コロナ禍によってたくさんの人が悩み、苦しみ、モヤモヤした気持ちを抱えながら進んでいるんだろうなと改めて思うことが出来た日にもなりました。自分が好きで一緒に授業をした関係でありながら、彼の活躍を見ていていつも僕は心の底では「俺だっていつか教育の力で!」と野心に燃える自分が居ます。

 昨日のラストの曲は、この曲でした。

やってもないのに / RAY

 僕はこの歌を聞くたびに「何でもやってみよう。」という軽い気持ちよりも、したいことに飛びつけるようにしておくための準備が整っているか?を問うようにしています。できるかできないかわからないような挑戦をするためには、そのための知識、スキル共に必要です。僕ら教育の世界にもそういう視点は必要だと思っています。唯一無二の答えが無いからこそ、「自由に頑張ってみな。」という僕らはどっちに転んでも、うずくまって止まっても、全部嫌になって逃げだしても、いつでも待ち続ける準備が必要です。

 

 教師の仕事を辞めて2年以上が経ち、僕もそれなりに新しいアイディアやアクションが取れるようになってきました。新しい出会いもあり、充実した日々を過ごしています。でも、昨日のイベントを観て「あぁ、またこの人とどこかで一緒に仕事がしたいなぁ。」とふと思いました。

 今年卒業する方々も是非聴いてみてください。

RAY / 卒業の歌、友達の歌。(full length music video)

コメント

タイトルとURLをコピーしました