みなさん、「ジャムの法則」って聞いたことありますか?
ざっくり言うと、「選択肢が多すぎると、人って逆に動けなくなる」って話です。
「これしかないよ」って状況だと、案外人は迷わず動けるんです。
でも、選択肢が増えた瞬間に「え、どれが正解なん?」「これ選んで失敗したらどうしよ…」って、急に足が止まる。
これ、めちゃくちゃ人間っぽいですよね。
で、そんな話をしておきながら、My Placeではあえて「これやりなさい」って課題を出さずに、『今日はどう過ごすか、自分で決めていいよ』って伝えています。
今日は、「なんでそんなやり方してるの?」って話をしようと思います。
学校で働いていて、ずっと不思議だったこと
学校で働いていて、ずっと感じてたことがあります。
世間ではよく「最近の子は言うこと聞かん」とか「昔より我慢できない」とか言われますよね。
でも、僕の感覚はちょっと違っていて。
子どもって、びっくりするくらい素直なんです。
「これやってみよっか!」って言うと、「わーい!」って動き出す。
正直、「え、そんなに疑問持たずに行く?」って思うくらい。
6年生でも、全然それが通用する場面がありました。
でもね、ここからが本題なんですが。
「じゃあ、自由にしてていいよ」って言った瞬間、ピタッと止まるんです。
ほんとに、止まる。
日本って「自由な国」って言われるじゃないですか。
でも、自由を渡された瞬間に、アクセル踏めなくなる子がめちゃくちゃ多い。
ある子が、こんなこと言ってました。
「自由にしていいって言われても、好きにしてたら怒られることもあるから…」
これ、かなり衝撃でした。
この子にとっては、
・選択肢が多すぎる
・しかも、過去に“選んで怒られた経験”がある
だから、動かない方が安全になっちゃってるんですよね。
それでも、僕は「自由」を渡す
この話をすると、よく言われます。
「だからこそ、最初はレール敷いてあげた方がいいんじゃない?」
「自由はまだ早いんじゃない?」
その気持ちも、めちゃくちゃわかります。
でも、僕はあえてそっちは選ばないと決めています。
理由はシンプルで、これからの社会は、選択肢が減ることは絶対にないからです。
むしろ、
・情報は増え続ける
・正解は1つじゃない
・誰も答えを用意してくれない
そんな世界です。
その中で生きていくには、選択肢が見えた瞬間に「怖いから止まる」じゃなくて、「とりあえず動いてみる」力が必要なんですよね。
だから僕は、大人の役割は「レールを敷くこと」じゃなくて、
・選択肢を見えるところに並べる
・情報の取り方を一緒に考える
・選んで失敗しても立て直せる空気を作る
ここだと思っています。
自由な社会で、どっちを選ぶか
世の中には、選択肢が山ほどあります。
そのたびに「失敗したら嫌やな」「理由が足りない」「もう少し考えてから…」ってブレーキ踏み続けるのか。
それとも、「気になるなら一回やってみよ」って動き続けるのか。
日本は、少なくとも「選ぶ自由」だけはある国です。
どっちを選ぶかは、結局本人次第。
だから僕はこれからも、面白そうな情報を拾って、子どもたちの前に置き続けようと思っています。
「選んでいいよ」
「間違ってもいいよ」
「止まらなくていいよ」
そんなメッセージを、これからも出し続けたいなと思っています。


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