僕は社会人になるまでほとんどアルバイトをしたことが無かった。
友だちを誘ってファミレスのオープニングスタッフに応募するもオープンする前に辞めてしまったり、今の奥さんの馴染みの肉屋で働こうにも1日で続かなかった。出来ないものは本当に出来ない。気持ちの上では頑張らないとなぁとか社会性を身に付けないとなぁという気持ちがあっても何だかしんどくなって体調も優れないなんてことがよくあった。関西ではこういう根気の無い人間のことを『ヘタレ』なんて言い方をするがまさに僕はヘタレだった。というより今も大して変わっていない。
そんな中でもまぁ遊びや自由に過ごすことのできる程度のお金は必要で、数少ない続いた仕事が家庭教師と学校でのアルバイトだった。大学4回生の時は、すでに卒業単位も取れていたということもあり毎日どこかの小学校でアルバイトかボランティアに出掛けていた。
僕にとってしんどくならないことの数少ないことが子どもと遊んだり、勉強を教えたりすることだった。
そういうこともあり、今僕は教育の仕事を10年近く続けているわけだが、この教育をテーマに働いていても面倒なことや嫌いなことがある。
自分らしさが求められる一方で、チャレンジしようとする人に対してまぁまぁ冷たい空気が流れている部分は僕はあまり好きではない。
ゴールを一つの方向に作ってしまうから競争や優劣にばかり目が行ってしまうのは当然だと思う。
もっと野に放つような自由な教育が当たり前にしてしまえばもっとゆるく優しい空気感が出るのでは無いかなと思っている。
昨日久しぶりにブログを書いた。
それによって何人かの人から反応があった。多くは無くても僕が伝える言葉が誰かの心に届いたならそれほど嬉しいことは無い。たまにブログを書き、目の前にいる子どもたちに精いっぱい自分の考えを伝えて、そして僕も楽しむ。そんな生き方をしていきたいと思っている。
僕には人より優れた力はほとんど無い。どの分野にも僕より立派な人の言動が無数に飛び込んでくる。時々、虚勢を張ったり、凹んだりしながら何とかやっているんだと思う。だからこそ、色々な要素を掛け算しているんだ。子育て×教育×レゲエ×特別支援教育×ボードゲーム好き×漫画好きなどなどこうした掛け算をしまくって僕にしか出せないものを打ち出すしか方法は無いのではないかと思っている。
昨日のブログにも書いたのだが、コロナ禍でたくさんの人が疲れている気がする。医学的な恐怖以上に何だか疲れるということが起こっていないだろうか?
そんな気持ちを何だかいい感じに吹き飛ばしてくれる曲を紹介して今日もアレコレ仕事をしようと思う。
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