今日であっという間の2022年度が終わります。今年度家庭学習応援施設My Placeは自分たちで言うのも照れくさいのですがめちゃくちゃ大きく成長したなと思います。施設を始めて３年以上が経ち、やっとここまで来たか……という気持ちとまだまだ頑張っていかないとという気持ちがぐるぐる回っています。今日は１年を振り返り、４月からのスタートに備えた気持ちの整理をしていこうと思います。
これが『家庭学習応援施設My Place』だ！
今年の一番大きな変化は『出会い』の数だと思います。
2022年の４月新しい事業が２本走り出し、やっともともと頭の中にあった形が整ってきたのが今年でした。通信制高校サポート校も放課後等デイサービスも西宮名塩にはまだまだニーズがある場所です。４つのサービスを進めるためにはスタッフの力も必要です。支えてくれる良きスタッフがどんどん増え、利用者がどんどん増え、毎日賑やかに過ごすことが出来ています。
フリースクールを訪れたばかりはとっても暗い顔をしてやってきた子が今では元気に自分の内面をしっかり語ってくれるようになり。放課後等デイサービスに通う子が自分の楽しめる活動を少しずつ増やしていく姿を見せてくれ。スタッフがそれぞれで動いて子どもたちの小さな変化に寄り添ってくれて。そんな一年は僕にとってはとても豊かな時間で「やっぱりこの場所は間違っていなかった。」と思うことが出来ました。
大人も集まるMy Place
春休みになり、連日来客や教え子が来てくれる日々を送っています。SNSやブログの記事から知ってくれる方の訪問は活動の励みにもなりますし、学校の先生との繋がりも少しずつ増えていっています。教育は一人では変えられません。だけど、My Placeに足を運んでくれる人たちのみんなの想いやパワーを繋げれば大きく教育の問題を解決できるのではないかと思えるほど様々な人に今年も出会うことが出来ました。
教え子がやってきてくれるのもとても嬉しいことでした。学校を辞める時「教師を辞めないで欲しかった。」とか「教師を辞めるなんてもったいない。」という声を何度も受け取り、その度に悩んだり、モヤモヤした気持ちになったりしていました。でも、最近立て続けにMy Placeにやってきてくれる教え子たちは姿、形は多少は成長していても昔のまんま僕の目の前にやってきてくれました。My Placeの子どもたちといっぱい遊んでくれたり、仲良くなってくれたりする姿を見て「結局学校でもここでも教育は続けられるな。」と思わせてくれる時間でした。正直教師になった時、教師を辞める未来なんて１ミリも想像していませんでした。でも、今は辞めたこと自体には１ミリも後悔はありません。
４月からの未来
今こうして僕が気持ちを整理している間にもMy Placeの子どもたちの中には４月からの日々に悩んでいる子たちがいることを僕は知っています。フリースクールに来ていた子の中には「４月から学校に行ってみようかな。」と思っている子が居たり、通信制高校に通う子にとっては新たな生活にソワソワしている子もいるかもしれません。
でも、僕は自信を持って言うことが出来ます。
「人生何とでもなる！」と。My Placeの子どもだろうと学校に居た時の教え子だろうと困ったらとにかくここに来てくれたらいくらでも助けるし、いくらでも応援するつもりです。学校に行くか、フリースクールに行くかみたいな二者択一にするならそもそも他の事業なんてやっていません。僕が仕事にしたいのは『教育』です。教育はどんなところにも人が成長する限りそこにある。そんな気さえ今はしています。
僕たちはMy Placeは求められる限り、精いっぱい目の前の子どもたちの為に全力を尽くす！2023年度もこのスタイルでやっていこうと思います。４月からの新生活も楽しんで行きます！！
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