無料の教育支援Scholeの正体

子ども

 以前にもこのブログで紹介しましたが、4月を目途に現在やっている無料の学習支援Zero塾は大きくアップデートして無料の教育支援Scholeの活動に切り替えることになりました。

Schole~暇を愛する全ての人へ~
2020年から始めた無料学習支援事業Zero塾は、4月から無料教育支援事業Scholeに生まれ変わります。

 色々な思いがありますが一番は「子どもに自由な時間と環境を与え、それを上手に扱える子どもたちを育てようぜ!」という企画です。

しくはこちらのチラシをご覧ください

 活動は大きく2つを考えています。

①自由な時間を過ごす活動

 僕は学校で7年間働いていました。その後も教育の仕事を2年以上続けていますが、その経験から感じているのは「子どもたちの生活が忙し過ぎる!」ということです。もちろん、自分の好きなことで生活が埋まっていくことは悪いことばかりではないのですが、それにしても忙しいなという印象です。

 では、なぜこの「忙しい!」が良くないと感じているのかというと小中学生は決して要領の良い子ばかりではないので考える時間が圧倒的に足りていないなと感じることが多くなるからです。

 僕は現在36歳ですが、小学生の時は毎日のように放課後友だちと遊んでましたし、家に帰ってからも遊んでいました。とことん遊んでいると案外飽きてしまうのです。飽きると同じことをしていても暇なので延々自分たちが楽しく過ごせるように色々と相談したり、工夫したりします。子どもの生活を忙しくすると考える必要が無いくらいタイトなスケジュールで動くこともあり、結局余った時間はゲームやSNSに充ててしまう。それを見た親が怒ってしまう。関係が悪くなってしまう。場合によっては学校やコミュニティに参加したくなくなってしまう。といった話はよくよく起こっています。

 だからこそ、このScholeに来ている時間くらいはスマホやタブレットを手放して「自分で考えて過ごす練習」を子どもたちに送って欲しいと願うのです。勉強がもう少し必要だという子は勉強をすればいいですし、本が好きな子は読書をすればいいし、友だちとワイワイ過ごしたい子はボードゲームや外遊びに熱中すればいいと思っています。

②体験を大切にする活動

 日本では「将来どんな仕事がしたい?」という質問を小さな頃から投げ掛けられることがよくあります。ただ、僕がそうだったのですがあんまり明確にこの仕事がしたい!と思えず「うーん。まぁとりあえずこれかな?」くらいの気持ちで答えることが多いまま大人になりました。そもそも世の中にある仕事がピンと来ていない上に自分の強みや弱みもよく知らないというまま大学3年生で自分の最初に出る社会を決めた記憶があります。僕は比較的ボーイスカウトや自分の私生活で色々なことにチャレンジしてきたつもりですがそれでもこんな状況なのできっと多くの子どもたちにとって「やりたいこと」や「なりたいもの」なんてピンと来ないに決まっています。ましてやその手前にある高校や大学などの学校だって、学校が大好きでも無い中学生にとっては選ぶ方が難しいのではないでしょうか?

 僕たちはこのような状況を解決する手立ての1つとしてScholeの活動の中で不定期でイベントやワークショップを開催し、日頃はなかなか体験できないことを用意して子どもたちに出会いのチャンスを生みたいと考えています。

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