2つの事業の大きな可能性

教育

 4月から家庭学習応援施設My Placeでは2つの事業が本格的に走り出しました。
 通信制高校サポート校と放課後等デイサービスです。
 どちらの事業も不登校の支援や特別支援教育の延長線上にあって僕が学校の中からは届かなかったところへ手が伸ばせるようになった事業です。まだまだ通信制高校の生徒も放課後等デイサービスの利用者も少ないのですが、この2つの事業がスタートしたことによって家庭学習応援施設My Placeの教育の幹がグッと太くなった気がしています。

 まだまだどちらの利用者も、そして常勤スタッフとしてがっつり組んで働いてくれるパワーも募集しているので興味があればこちらの記事もご覧ください。

My Placeが作る『働くカタチ』
求人広告は出していないのですが、これを読んだ誰かがきっと広げてくれると信じて書きました。

通信制高校の可能性

 通信制高校に今通っている子は、中学校でなかなか学校に行くことが出来なかった子たちです。学校というリズムや文化から長く離れてしまったことによって不安や心配もあったのだと思いますが毎日笑顔でやってきます。
 レポートも着々と進んでいますし、雑談や遊びなど大人と一緒になって普段の生活がより一層元気に楽しく過ごせるようにサポートすることを心掛けています。

 今の学校教育は、会社の言うことにきちんと従うことに優れた従業員を育てることに長けた教育だという人が多くいます。一斉指導で一方通行型の授業では確かにそうした子が育ちやすいのではないかと思いますし、僕も学校にいた時には毎日の仕事の忙しさに押しつぶされて授業をリズムよく進めるためのパワープレーで進めることも多くありました。

 ただ、通信制高校は基本的には子どもが最初に動き出すことで学習が始まります。レポートを用意して教科書の範囲を確認し、自分で読み解かない限り学習が進みません。まさに主体的な学びがそこにはあります。そして疑問や不明点が生まれた時にはきちんと質問し、対話します。教科書に関する雑談もまさに雑談で、その時に生まれた疑問ややり取りがダイレクトに深まっていきます。

 人数が少ないからこそ、距離が近いからこそできる教育の形がそこにはあります。これからもっと「この子のこれからに何が必要か?」を大人も一緒に考えられるような教育施設でありたいなと思っています。

放課後等デイサービスの可能性

 僕が小学校で働いていて一番の心残りは、特別支援教育に手掛ける時間が圧倒的に割けなかったというものです。特別支援教育コーディネーターを2年、特別支援学級を1年担任して色々な子どもや保護者の方にお出会いしたことで今の学校教育の中で出来ることの限界点を痛烈に感じることが多くありました。

 特別支援教育には1つの正解や答えは用意されていません。点数にできるわかりやすいテストも存在していません。だからこそ、子どもの今を真剣に細かく観察し、保護者の方ともしっかり話し、スタッフで協力しながらあぁでもない、こぅでもないとその子の未来を想像しながら本人に安心できる環境を作り出すために必死になります。まさにチームで取り組む教育の形です。一人ではなかなか上手くできないことも個性豊かなスタッフと協力すれば光が少しずつ見えてきます。

 教育と福祉は厳密には領域は違います。ですが、両方を経験したものに出来る支援の形があるのではないかというのが僕たちの考えですし、そのモデルケースを僕たちが作り出したいとも考えています。

 そして何より今来てくれている利用者の子たちが笑顔でいてくれていることはとても励みになっています。

 新しい事業がスタートすると毎日バタバタとして過ごしていますが、家庭学習応援施設My Placeは今また新たな顔を作ってくれています。毎日子どもの大きな笑い声の響く場所で大人も一緒に笑っていようと思います。

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